予防歯科治療 噛むことの大切さ

噛むことの大切さ

脳の老化現象の一つ

脳の中で記憶を司る「海馬」という部分は年齢とともに萎縮し、物忘れなどが起きてきます。

「海馬」の神経細胞は、「噛む」ことによって活性化して再生できます。

つまり、よく噛んで食べれば、記憶力の低下など脳の老化が防げます。


現代食は軟食化

ファーストフードやインスタント食品、コンビニ弁当などは柔らかいものが多いですよね。
卑弥呼の時代の人々は、現代の日本人の6倍以上の咀嚼を行っていたとされています。当時の食事は、もち玄米のおこわ、カワハギの干物、乾燥させたクリやクルミなど、いたって噛みごたえのあるものばかりでした。柔らかな食材に囲まれた現代人は、よく噛むことを意識してみる必要があります。
脳の老化防止だけでなく、ダイエットにも役立つ「よく噛む習慣」を身につけたいですね。

目標は、口に含む量を少なめにして
1口30回、一食あたり1500回噛む


1口30回を目指す方法

そのためには、食事の美味しさを意識してみましょう。ご飯一つ、野菜一つでも味があり、噛めば噛むほど食べ物本来の味が滲み出てきます。すぐに飲み込まず味わいながら食べると知らぬ間に噛む回数が増えてきます。


時間を決めてみる

早食いで食べる時間が短い人は時間を決めてみるのも一つの手です。普段は10分程度で終わってしまう食事も30分で食べるように目標を決めるとその分噛む回数が増えてきます。


食事の一つに噛みごたえのあるものを入れてみる

軟らかいものはすぐに飲み込めてしまう為に噛む回数が自然と少なくなってしまいます。おかずの一つに噛みごたえのある物を入れることによって噛む回数が増えます。もちろんきちんと合った入れ歯を入れて食事をした方が良いです。食生活でなかなか噛む事ができない人は、

せめてガムをかむことをおススメします。そうすることで脳の働きも良くなるのです。右の商品は、入れ歯にもつきにくいガムです。おすすめは、シュガーレスガムでキシリトール配合ガムがなお良いです。


上記の自由診療項目について

■通常必要とされる治療内容、費用などについて
矯正治療、審美治療等は基本的に保険適用外診療となります。即ち、患者さんが全額負担する自費診療となります。治療内容、メリット・デメリット、特徴等については各治療項目等に記載されていますが、ご不明点については、お気軽に当院へお問い合わせ下さい。

■治療リスク・副作用について
安全、安心、長期安定な医療に全力を尽くしますが、しかし残念ながら医療は本質的に不確実・不確定なもので、例えば脱離(取れる)、破損(壊れる)、破折(歯が折れる)、再発(再発病)等全ての医療にはリスクが伴います。 医療の不確実性は、各個人の複雑性や有限性、多様性、医学の限界に由来するものであり、全ての可能性を網羅できません。 予想されるリスク、薬剤使用時の副作用等については、ご予約で来院の上、お気軽に歯科医師までご相談下さい。

■お問い合わせ
医療法人社団 井上歯科 06-6432-1818