マウスピース治療

マウスピース治療には様々なシチュエーションがございます


歯ぎしりが気になる方に

マウスピースを使用しない 歯ぎしり・くいしばり治療
マウスピースを使用する 歯ぎしり用マウスピース

今まで寝ている時にマウスピースを使っていた方や、こんな方はご相談ください

場合により、この歯ぎしり・くいしばり治療により寝ているときの歯ぎしり用マウスピースをやめていただくことも可能です。

咬筋(顎の筋肉)を緩和する歯ぎしり・くいしばり治療

食いしばりは顎の周囲の筋肉(咬筋)が影響しています。
噛む力を弱くする為には、この咬筋の緊張をほぐす必要があります。
噛む行為は無意識で行われるので、ご自身の力で弱くする事は困難です。

そこで、歯ぎしり・くいしばり治療が有効です。詳しくは担当医までお気軽にご相談ください。

咬筋肥大とは

咬筋とは食物を咀嚼する時に使われる筋肉で、かみしめ癖などの食いしばりなどが原因となり、この咬筋が必要以上に
発達し肥大(膨張)している状態を咬筋肥大といいます。
咬筋が肥大することにより、顎の痛み、血行不良、ストレス、頭痛、肩こり、エラ張り、 むくみなどの原因になる可能性があります。

スポーツ時に必要な方に

スポーツ用マウスピース

スポーツ時に装着して下さい。

(試合の時だけではなく、普段のストレッチやトレーニング中も装着して慣らしておく事をおすすめします。)

  • 使用前には、マウスピースを流水又は洗口液ですすいでから、口にはめるとよいでしょう。
    (マウスピースは熱に弱い素材でできていますので、お湯で洗う事は厳禁です)
  • 使用後や汚れがひどい場合には、毛の軟らかい歯ブラシに洗口液を付けて丁寧に洗いましょう。
    研磨剤入りの歯磨き粉はマウスピースの表面を傷つける恐れがありますので、使わないで下さい。
  • ヌメリや臭いが気になる時は、市販の入れ歯用洗浄剤に浸けていただくと除菌効果も期待でき、 より一層清潔に保つことができます。
  • 洗い終わったマウスピースの水気をよく切って、十分に乾燥してから専用の容器にて保管しましょう。
    できれば通気性のあるプラスチック容器に保管することをお勧めします。密閉性の高いタッパー等に保管していると、マウスピースに残留した水分がもととなり、表面にカビが生える可能性がありますので十分に気をつけましょう。

スポーツ用マウスピースの注意点

  • 装着したまま飲食はしないでください。
  • 熱湯につけたり、熱いものに近づけたりしないでください。(変形の原因となり、口に合わなくなってしまいます)
  • お使いいただくとマウスピースのかみ合わせが変化してきたり、新たに歯科治療を受けてマウスピースが合わなくなったりした時は、ご連絡のうえお持ち下さい。

睡眠時無呼吸症候群の方に

睡眠時無呼吸症候群用マウスピース

睡眠時無呼吸症候群用マウスピースとは

睡眠時無呼吸用マウスピースは呼吸をしやすくするために下アゴを前に出した状態で固定する装置です。

違和感と偶発症について

  • 睡眠時にマウスピースの違和感でなかなか寝付けない場合があります。
  • 夜中に目覚めてしまうかもしれません。最初は朝までの装着は難しいですが、できるだけ装着するようにして下さい。
  • 起床時に歯が浮いたような感じや咬み合わせが分からないような違和感が生じます。通常30分程度で違和感は和ら
    いできます。歯の痛みや顎関節の痛みを感じた場合は使用を一時中断して下さい。

マウスピースの清掃と保管

  • マウスピースは毎朝歯ブラシで水洗して下さい。歯磨剤を使用するとマウスピースが削れてしまいますので
    歯磨剤は使用しないで下さい。時々義歯用の洗浄剤で洗浄・消毒して下さい。
  • お湯につけると変形して使えなくなりますので注意して下さい。

マウスピースの調整

マウスピースの材質はプラスチックですので、ひびが入ったり壊れたりすることがあります。
その場合は修理しますのでご連絡下さい。壊れた程度により新しく作らないといけない場合もあります。

効果の判定

まずは家族の方に「いびきが小さくなったか」「呼吸が止まることがなくなったか」確認してもらって下さい。

定期ケア

マウスピースの固定源は歯です。虫歯や歯周病などで歯を失うと装着できなくなります。
睡眠時の呼吸機能を守るためにも、歯の定期健診や専門的口腔清掃を受けてください。


上記の自由診療項目について

■通常必要とされる治療内容、費用などについて
矯正治療、審美治療等は基本的に保険適用外診療となります。即ち、患者さんが全額負担する自費診療となります。治療内容、メリット・デメリット、特徴等については各治療項目等に記載されていますが、ご不明点については、お気軽に当院へお問い合わせ下さい。

■治療リスク・副作用について
安全、安心、長期安定な医療に全力を尽くしますが、しかし残念ながら医療は本質的に不確実・不確定なもので、例えば脱離(取れる)、破損(壊れる)、破折(歯が折れる)、再発(再発病)等全ての医療にはリスクが伴います。 医療の不確実性は、各個人の複雑性や有限性、多様性、医学の限界に由来するものであり、全ての可能性を網羅できません。 予想されるリスク、薬剤使用時の副作用等については、ご予約で来院の上、お気軽に歯科医師までご相談下さい。

■お問い合わせ
医療法人社団 井上歯科 06-6432-1818