マウスピース治療には様々なシチュエーションがございます
マウスピースを使用しない 歯ぎしり・くいしばり治療 と
マウスピースを使用する 歯ぎしり用マウスピース
場合により、この歯ぎしり・くいしばり治療により寝ているときの歯ぎしり用マウスピースをやめていただくことも可能です。
食いしばりは顎の周囲の筋肉(咬筋)が影響しています。
噛む力を弱くする為には、この咬筋の緊張をほぐす必要があります。
噛む行為は無意識で行われるので、ご自身の力で弱くする事は困難です。
そこで、歯ぎしり・くいしばり治療が有効です。詳しくは担当医までお気軽にご相談ください。
咬筋とは食物を咀嚼する時に使われる筋肉で、かみしめ癖などの食いしばりなどが原因となり、この咬筋が必要以上に
発達し肥大(膨張)している状態を咬筋肥大といいます。
咬筋が肥大することにより、顎の痛み、血行不良、ストレス、頭痛、肩こり、エラ張り、
むくみなどの原因になる可能性があります。
(試合の時だけではなく、普段のストレッチやトレーニング中も装着して慣らしておく事をおすすめします。)
睡眠時無呼吸用マウスピースは呼吸をしやすくするために下アゴを前に出した状態で固定する装置です。
マウスピースの材質はプラスチックですので、ひびが入ったり壊れたりすることがあります。
その場合は修理しますのでご連絡下さい。壊れた程度により新しく作らないといけない場合もあります。
まずは家族の方に「いびきが小さくなったか」「呼吸が止まることがなくなったか」確認してもらって下さい。
マウスピースの固定源は歯です。虫歯や歯周病などで歯を失うと装着できなくなります。
睡眠時の呼吸機能を守るためにも、歯の定期健診や専門的口腔清掃を受けてください。
■通常必要とされる治療内容、費用などについて
矯正治療、審美治療等は基本的に保険適用外診療となります。即ち、患者さんが全額負担する自費診療となります。治療内容、メリット・デメリット、特徴等については各治療項目等に記載されていますが、ご不明点については、お気軽に当院へお問い合わせ下さい。
■治療リスク・副作用について
安全、安心、長期安定な医療に全力を尽くしますが、しかし残念ながら医療は本質的に不確実・不確定なもので、例えば脱離(取れる)、破損(壊れる)、破折(歯が折れる)、再発(再発病)等全ての医療にはリスクが伴います。 医療の不確実性は、各個人の複雑性や有限性、多様性、医学の限界に由来するものであり、全ての可能性を網羅できません。 予想されるリスク、薬剤使用時の副作用等については、ご予約で来院の上、お気軽に歯科医師までご相談下さい。
■お問い合わせ
医療法人社団 井上歯科 06-6432-1818