今から生まれてくる、貴方の愛おしい赤ちゃんのお口の健康のために、正しい知識を持っていただきたい。まず、ご自宅でのお口のケアをお願いします。
乳歯がたくさん生えてきたら、必ず毎日の正しい歯磨きとフロスをお願いします。ただし、お母さんご自身のお口のケアができない方は、おそらくお子さんのケアはできないと思います。
歯磨きは、正直なところ技術を求められます。歯磨きをしていると100点。していないと0点ではありません。70点の方も、50点、10点の方さえもおられます。正しい歯磨きの方法を歯科医院で学んで頂き、まずはお母さんご自身の歯磨きを上達していただく必要があります。
そして、その磨き方ができましたら、今度は同じやり方でお子さんの歯を磨いてあげてください。 必ずお子様の歯が生えたら、3ヶ月ごとのフッ素塗布を! もちろん、フッ素を塗れば絶対に虫歯にならないという魔法の薬ではありません。
3ヶ月ごとにフッ素塗布をするもう1つの目的があります。3ヶ月ごとに歯医者さんで診てもらうことで、万が一の悪い変化があれば、お伝えできるのです。
歯磨きが悪くなった。虫歯ができてしまった。大人の歯が生えてきたのに、乳歯が抜けない。(歯並びに影響します)
シーラントのタイミングをお伝えします。歯並びの改善の大事なタイミングもお伝えできます。
歯医者さんは、歯の治療だけをする場所ではありません。貴方の大切な赤ちゃんの歯を一生悪くしないように、守ってあげることができる場所です。
生まれてきたばかりの赤ちゃんは、お口の中に虫歯の原因となる菌を持っていません。虫歯菌はお母さんなど周囲の大人からうつしてしまうことが最も多いのです。また、妊婦さんが歯周病だと早産・流産・低体重児のリスクが高くなるという報告もあります。
安全な出産やお子様の健康のためにも当院で
妊娠中から歯科治療・お口のケアに取り組みましょう!
当院には女性の歯科医師も常駐しております。
安心してご来院ください。
つわりや女性ホルモンの影響で...
などが起こります。
妊娠中は、エストロゲンとプロゲステロンが急増します。これらの女性ホルモンを基に、歯周病菌である Prevotella intermedia が増殖することで、妊娠時に、歯肉炎・歯周炎が増悪します。
妊娠時の歯周病は、早産・低体重児での出産のリスクを増加させます。胎児において、母体からの細菌・ウイルス感染が、統合失調症や自閉症等の発達障害を惹起する可能性があるという研究も報告されています。
この他、妊娠時には、妊娠前に比べ、口臭が気になったり、口の中がネバネバしたりと、様々な自覚症状が生まれます。
通常時のようには中々理想的には磨けないので...
虫歯・歯周病・早産
・低体重児・流産
のリスク
このようなリスクを減らすために妊婦さんには...
(体調が良い時に)
当院では月1回、
歯科衛生士による
ホルダーにフロスが取り付けられているもので、指での操作が難しい方や初めて使う方に適したタイプです。Y字型がおすすめです。
必要な長さを切り取り、指で操作して歯と歯の間を清掃するタイプです。
デンタルフロスで、歯と歯の間の歯垢(プラーク)を落としましょう。ハブラシと併用することで、歯垢の除去率は大幅にアップします。
お母さんのお口の健康がなりより大切です。妊娠期のお母さんの口腔ケアから子供の虫歯予防をしましょう。
お子様のお口に悪い虫歯菌をうつさないよう、妊娠中から治療・予防にしっかりと取り組みましょう
フッ素は、0歳児 下の前歯の乳歯が萠出した頃からスタート
フッ素が歯に取り込まれ、虫歯に強い(溶けにくい)歯を作ります。
自然治癒が可能な初期の虫歯では、治療を助けることができます。
フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす酸が作られることを抑えます。
・フッ素塗布(0歳〜)を3ヶ月ごとに
・シーラント処置(3歳〜)
・歯ブラシ・フロスで丁寧に歯磨き
・砂糖のコントロール(間食・飲み物)
生えたての奥歯は、溝が深く複雑で、歯ブラシが届きにくいため、食べかすやバイ菌がたまりやすい場所です。
溝がシーラント材でふさがれます。歯ブラシも当たりやすく、汚れがたまりにくくなります。しかもフッ素配合だから、さらに効果的です。